前回までは、動画作成に必要なもの、必要な考え方を少し書かせていただきました。
今回は、撮影に必要な「段取り」のお話を少し書きたいと思います。
何を撮るのか決めたら
・動画を作りたい!
・機材も準備した!
・何のために動画を作るのかもプラン出来た!
しかし、「じゃあ、撮影だ!!」というわけにいきません。
後々編集するのですから、必要なカットは押さえておかなければなりません。
そこで
前回考えた、動画を作る目的に沿ってストーリーを書き出しましょう。
(例えば)商品を紹介し購買につなげる動画にしたい場合。
①まずは投げかける
・何かに困っている主人公「うまくいかない」「やりたいことができない」、、。
②それはなぜか?
・「うまくいかない」「やりたいことができない」。その理由を掘り下げる。
③こうすれば解決できる!
・その理由を解決できる方法がここにはある。(その商品が解決してくれる)
④どこで手に入る?
・ショップの案内や、購買意欲につながる売り文句へ繋げます。
(○○で販売中!今なら○%OFF!予約受付中!など)
ストーリーを書き出したら
今度は、各パートごとに必要な映像を決めていきます。
もちろん、編集していく中で違う映像に差し替えることもあるのですが大枠を決めていかなければなりません。
各シーンのイメージが決まれば、
・場所はどこで撮影するのか?
・主人公以外に登場人物が必要かどうか?
・小道具等は必要か?
などと考えていきます。
その時に、どういう映像であればより意図が伝わるのかも考えましょう。
場所のイメージができた
撮影内容と撮影場所がある程度決まりました。
そうすれば、各場所ごとに分類していきます。
・屋外(公園、駐車場、海、山など)
・屋内(事務所、工場、店舗、会議室など)
何故こういうことをするかというと、ストーリーに沿って、何度もあちこち移動に時間を使うのが無駄でしかないからです。
一つの場所で、必要とされる映像を一気に撮影してしまうのが時間短縮にもなりますし、撮影にどれくらい必要かスケジュール管理もしやすくなります。
※もちろん、どういう映像がハマるか分からないので、その場でいいなと思いついたものも撮影してしまいましょう。
分類ができた
分類ができると、今度は順番を決めていきます。
基本的には、「時間がかかりそうなものから」進めていきましょう。
具体的には、
・出演者が関係するもの
・天気に左右されるもの
などという順番です。
つまり、出演者がいて天気に左右される屋外で撮影しなければならないものは先に済ませてしまったほうがいいということです。
逆に言うと、一人で撮影できるもの、撮り直しがいくらでもできるものは後回しにしてしまってもOK!ということです。
では、撮る内容・撮る場所・撮る順番が決まれば確認をしてください。
それは許可!
・出演者のスケジュールを押さえる
・撮影する場所を押さえる・許可を取る
事です。
その際、出演者には「所要時間」「撮影内容」「想定されるセリフやインタビューの質問内容など」を伝えたうえで許可を取りましょう。
やることが沢山ありますね。。笑
ここまで、プランを考えスケジュールを設定してきました。
後は当日の撮影に臨みます。
次回以降は撮影時の注意と、編集に関して触れていきたいと思います。
最後まで読んで頂き有難う御座いました。
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